発注書・注文請書テンプレート(Excel・無料)|消費税と源泉徴収まで自動計算

発注書・注文請書(無料Excelテンプレート) 配るツール100

※本記事にはプロモーションを含みます。

外注先に仕事をお願いするとき、金額や納期の条件をメールの本文だけで済ませてしまい、あとから細かい認識のズレに気づくことがあります。発注書と注文請書は「言った・言わない」を防ぐための書類ですが、いざ作ろうとすると消費税の区分や源泉徴収の計算がついて回るので、一枚仕上げるだけでも思ったより時間がかかるものです。そこで、数量と単価を入れるだけで税区分べつの消費税も源泉徴収税も自動で出るExcelテンプレートを用意しました。

こんな場面で活躍します

初めての外注先と取引を始めるとき

取引の条件を口頭やチャットだけで固めてしまうと、納品物の範囲や支払いのタイミングがあいまいなまま進みがちです。発注書を一枚出しておけば、何をいくらで、いつまでに、どう支払うのかが文字で残るので、あとから確認するやり取りがぐっと減るはずです。このテンプレートは書類の種類をプルダウンで切り替えられるようになっていて、同じ内容をそのまま注文請書としても出せます。受け取る側にとっても、条件のそろった書類が届くほうが安心でしょう。

軽減税率の品目が混ざって内訳が分からなくなるとき

制作物と一緒にノベルティのお菓子を発注するような場合、10%と8%が一枚の書類に同居します。手計算だと区分ごとの合計を出し直すことになり、そこへ値引きが入るとさらにややこしくなりますが、このシートは明細ごとに税区分を選ぶだけで、10%対象と8%対象の金額と消費税をそれぞれ分けて表示します。値引きは税抜の小計に対する割合で区分ごとに按分するので、内訳を足しても合計と合わなくなる心配はありません。区分の入れ忘れがあれば書類チェックの欄で知らせます。

報酬から源泉徴収を差し引く必要があるとき

個人に支払うデザイン料や原稿料は、支払う側が源泉徴収をして納める決まりになっています。税率は10.21%で、100万円を超える部分は20.42%に上がるため、金額が大きくなるほど暗算では追いきれません。このテンプレートは「源泉徴収の対象」をするにするだけで税抜の金額から自動で計算し、実際に振り込む金額まで出します。法人への支払いは原則として対象外なので、迷うときは「しない」のままにしておいてください。

ダウンロード

登録なしでそのまま使えるので、下のリンクから受け取ってください。発注書・注文請書テンプレート(Excel)をダウンロード

Excelがない環境でも困らないように、Googleスプレッドシート版も置いてあります。こちらからコピーして、自分のドライブに保存してから編集してください。

画面はこうなっています

発注書・注文請書の画面1

「入力する」シートは、上が1項目1行の縦フォーム、下が20行の明細表という作りになっています。薄い黄色のセルだけを埋めれば右端の金額は数量×単価で自動的に入りますし、インボイス登録番号の欄には「T+数字13桁」かどうかの判定がその場で出るので、桁を間違えたまま送ってしまう事故を防げます。

発注書・注文請書の画面2

「集計を見る」シートには、小計から消費税、源泉徴収税、実際のお支払金額までが順番に並びます。品目べつの構成比と順位、納品予定の月べつ小計、それに横棒グラフと折れ線グラフまで自動で出るため、発注の中身がどこに偏っているのかも見えてくるでしょう。注文請書として出す場合に備えて、収入印紙の目安も参考値として表示します。

使い方(3ステップ)

  1. 「入力する」シートのB1で発注書か注文請書かを選び、B2に書類番号、B3に発行日、B4に件名を入れます。続けてB5からB12へ、発注者と受注者それぞれの名称・住所・担当者・インボイス登録番号を入力してください。
  2. B13からB19に、納品場所・納期・支払条件・支払期日・源泉徴収の対象・値引き・備考を入れます。支払条件と源泉徴収の対象はプルダウンから選べるので、迷ったら一覧の中から近いものを選んでおけば大丈夫です。
  3. 23行目から下の明細に、品目・数量・単位・単価・税区分・納品予定日を1行ずつ入れていきます。H列の金額は自動なので触らず、入れ終わったら「集計を見る」シートで合計と源泉徴収税、書類チェックの結果を確認してください。

よくある質問

消費税の端数はどう処理していますか

税区分ごとに四捨五入で計算しています。取引先との間で切り捨てや切り上げの取り決めがある場合は、「集計を見る」シートのB10とB11の数式を、ROUNDからROUNDDOWNやROUNDUPに書き換えてください。端数の扱いは一円単位の差にしかなりませんが、あとで発行する請求書と合わないと確認の手間が生まれるので、最初にそろえておくほうが安心です。

収入印紙は必要ですか

注文請書は請負契約の成立を示す文書にあたるため、記載金額によっては収入印紙が必要になります。このテンプレートでは本則税率をもとにした目安を「集計を見る」シートに表示していますが、あくまで参考値なので、最終的な要否と金額は国税庁の印紙税額一覧表で確認してください。なお発注書だけを出す場合は、原則として課税文書にはあたりません。

明細が20行では足りません

行の挿入で増やすこと自体はできますが、「集計を見る」シートの参照範囲が23行目から42行目で固定されているため、そのままでは追加分が集計に反映されません。行を足したときは集計シート側の数式もあわせて広げるか、書類を2枚に分けて発行するほうが手軽だと思います。自分もこれから使っていくなかで、足りないと感じる場面があれば少しずつ直していくつもりです。

ほかのテンプレートはツール集にまとめてあります。同じ困りごとを生成AIに任せたい人は、プロンプト集ものぞいてみてください。

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