努力とは何か。「ぶっ通しでできること」が答えではないかという話

日記

※本記事にはプロモーションを含みます。

「努力しなければ」と頭で思っていることほど続かない一方で、誰に頼まれたわけでもないのに寝る間を惜しんでやってしまうことがあります。最近、努力とはこの「勝手にやってしまうこと」のほうではないかと考えています。

私の実感と、あとから調べて名前が付いていると知った「フロー」の話を書きます。

頭で決めた努力は、なかなかできない

頭で「やろう」と思っていることはなかなか努力できない、というのが正直な実感です。

一方で、いろんな行動をしてみると、時間を忘れてできることが見つかる瞬間があります。子どものゲームと同じで、本人は努力しているとは思っていないのに、寝る間を惜しんでやってしまう。そういうものを見つけられるかどうかが、努力の正体ではないかと思うのです。

私にとっては、アプリ作りがそれだった

2026年6月下旬にAIツールの「Claude Code」に出会ってから、2か月でアプリを8つと、このブログを作りました。8月19日には食事管理アプリ「モグミル」がApp Storeで公開されています。

振り返ると「努力した」という感覚はあまりなく、気づけば深夜3時になっていた日もありました。誰かに課されたわけでもないのにやってしまう、まさに子どものゲームと同じ状態だったのです。

調べたら「フロー」という名前が付いていた

この「時間を忘れて没頭する状態」には、心理学で名前が付いていました。アメリカの心理学者ミハイ・チクセントミハイが提唱したフローで、目の前のことに深く集中し、時間を忘れるほど没入している状態を指します。

解説(青山学院大学のWell-Being研究プロジェクトなど)によると、フローに入りやすい条件として次の点が挙げられています。

  • 自分のスキルと課題の難しさが釣り合っていること(簡単すぎても、難しすぎてもだめ)
  • 活動そのものが好きで、それ自体から満足感が得られること
  • 報酬のためではなく「やりたいからやる」で動いていること(内発的動機づけ)

私のアプリ作りに当てはめると、AIに指示して作るのでコードを書けなくても「ぎりぎり形にできる」難しさだったこと、作ったアプリをその日から自分の生活で使えたことは、この条件と重なります。

一番高い壁は「0を1にする」こと

この記事で一番伝えたいのはここです。乗り越えるべき壁の中で一番困難なのは0を1にするところだと思っているので、とにかく行動する。そして0が1になったとき、別の世界が見えます。

私もこの2か月で、アプリの1つ目、ブログの1本目、そして今朝のnoteの1本目と、いくつもの「最初の1」を出してきましたが、2つ目からは、1つ目とは比べものにならないほど軽く出せています。

この「0→1」という言葉を有名にしたのが、PayPal共同創業者ピーター・ティールの著書『ゼロ・トゥ・ワン』で、すでにあるものを複製して広げる「1→n」と、まったく新しいものを生み出す「0→1」はまったくの別物だ、とビジネスの文脈で説いています。個人の挑戦でも、同じ構図だと感じます。

最初の一歩の踏み出し方については、世界2,000万部超のベストセラー、ジェームズ・クリアーの『複利で伸びる1つの習慣』に「2分ルール」という方法があって、新しい習慣は「2分以内にできる形」まで小さくして始める、というものです。最初の一歩を軽くすることが、0を1にする近道だとされています。

「勝手にやってしまうこと」を探してほしい

この記事は、悶々と「このままでいいのか」と悩んでいる方に向けて書きました。伝えたいことは1つで、頭で努力の対象を決める前に、とにかくいろんなものに触れてみてほしいのです。その中に「勝手にやってしまうこと」が見つかったら、それがたぶん、あなたにとっての努力です。

私の場合はそれがアプリ作りでしたが、何が当てはまるかは人によって違うはずです。

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参考図書

本文で名前を挙げた3冊です(価格は2026年8月時点。※以下は広告リンクを含みます)。

※フロー理論の説明は青山学院大学 Well-Being研究プロジェクトの解説と『日本の人事部』フロー理論の項を、書籍の内容は『ゼロ・トゥ・ワン』の紹介ページと『複利で伸びる1つの習慣』の紹介ページを参考にしました(いずれも2026年8月21日閲覧)。

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